集団安全保障
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2011年8月10日 (水) 15:01の版
集団安全保障とは。
定義:「複数の国家が、武力行使の規制(不侵略)に関するルールに合意し、違反国に対して集団で対処する国際制度」。
背景:バランス・オブ・パワー(勢力均衡)が第一次世界大戦を防げなかった反省から米大統領ウッロドー・ウィルソンが提唱、国際連盟で具体化。後に、国連で強化。
性質(バランス・オブ・パワーとの違い) 1)攻撃の排除を目的 2)事前に敵国を想定しない 3)普遍的(中立やただ乗りを想定していない)
引用文献
・ジョセフ・S・ナイ・ジュニア/デイビット・A・ウェルチ、有斐閣、『国際紛争:理論と歴史』原書第8版、2011