民族自決
出典: Jinkawiki
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民族自決とは、ある民族が他の民族や国家の干渉を受けることなく、自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織を決定することを指す。第一次大戦後アメリカ大統領ウィルソンが提唱し、ヴェルサイユ条約での原則になり、その後民族独立の指導原理となった。 民族自決の問題点としては、1民族1国家という考え方であるということである。しかし現在の国境は、植民地化されたときのヨーロッパ列強国の都合で、勝手にきめられた歴史があるため、民族の居住実態に合っていない。だが、民族自決によって利権と地政学上の問題が絡んでいるにもかかわらず、国境や政権が変わってしまう。現在ではその地域に関係するアメリカなどの軍事的・経済的強国の利害が、問題をこじれさせる原因となっている。利害と現状が一致していないため、紛争が起きてしまう。1民族1国家という考え方を改善し、紛争の起こらないようにするのが今後の課題である。
参考文献 Yahoo!Japan辞書 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%B0%91%E6%97%8F%E8%87%AA%E6%B1%BA&dtype=0&dname=0ss&stype=1&pagenum=1&index=118969300000
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