香港
出典: Jinkawiki
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2013年7月19日 (金) 15:23の版
中華人民共和国香港特別行政区(ちゅうかじんみんきょうわこくホンコンとくべつぎょうせいく、英語: Hong Kong Special Administrative Region of the People’s Republic of China)、通称香港(ホンコン、英語: Hong Kong)は、華南の珠江デルタに位置する中華人民共和国の特別行政区で、香港島、九龍半島、新界および周辺に浮かぶ島々を含む。
香港の面積は1104平方キロメートルであり、札幌市とほぼ同じである。人口は700万人を超えており、アジアを代表する世界都市の一つとなっている。
1842年の南京条約などにより清朝からイギリスに割譲された土地と租借地で、以降はイギリスの植民地となったが、1997年7月1日にイギリスから中華人民共和国に返還、移譲され、特別行政区に改編された。
古くからアジアにおける交通の要所であり、自由港であることから、植民地時代から金融や流通の要所でもある。今日ではロンドン・ニューヨークと並ぶ世界三大金融センターの一つと評価されており[2]、ゴールドマン・サックスなど多くの多国籍企業がアジア太平洋の地域統括拠点として進出している。
中華圏のみならず世界でも有数の文化発信地となっており、ショッピングや食通の街として栄えていることから、世界中の観光客が訪れる。超高層ビルが立ち並ぶ近代的な街並みだけでなく、離島や郊外の丘陵地帯などの自然に触れられる場所などのさまざまな見どころが、狭い地域に近接しているのが特徴である。マカオや深圳市などの近隣地域と組み合わせて観光するケースも多く見られる。