ポソ宗教戦争
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2013年7月20日 (土) 00:20の版
ポソ宗教戦争(ポソしゅうきょうせんそう)は、インドネシア中部スラウェシ州北東沿岸部の主要な港であり交通の中心であるポソで1998年末から2001年末に起こった宗教戦争である。
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ポソ宗教戦争の時系列
1998年末、ムスリムとキリスト教徒の間で抗争が勃発し、約1,000人が死亡、数万人が避難民となった[1]。抗争の発端は、ムスリムの少女がキリスト教徒に性的暴行を受けたという噂が原因だった。この抗争により、数千人ものムスリムとキリスト教徒が死亡し、60,000世帯以上が避難したとも報告された[2] 。死者数、避難民の数は正確には分かっていない。
2001年12月、政府の調停で、ムスリムとキリスト教徒の和平合意「マリノ合意」が結ばれ、宗教抗争は急速に沈静化に向かったが、依然として緊張状態や組織的攻撃は続いている。
2003年には、ポソ地区で覆面をした武装集団により13人のキリスト教徒が殺害された[1]。
2005年5月には、近くのテンテナの街で爆発があり、22人が死亡、30人以上が負傷した[3]。その数日後、同地区で2人の17才の少女が銃撃され、殺害される[4]。
2005年10月30日には15才の少女2人と17才の少女が首を切断されるという事件が発生した[5]。
この事件では2006年と2007年に3人の男が逮捕され、有罪判決を受けている。
参考文献
•インドネシア ポソ紛争を読み解く
•ポソ現地報告