色彩心理学
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2008年6月2日 (月) 05:11の版
色彩と人間心理の関係を扱う学問領域。
「色が心に与える影響」および「心理状態と色彩表現の相関関係」の2つのテーマに大別される。
目次 |
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概要
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色の基本的特徴
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色の3属性
- 色相:色合いのこと
- 彩度:色の鮮やかさ、強弱の度合い
- 明度:色の明るさ(光の反射率)の度合い
- 全ての色には明度があり、色相・彩度があるものを「有彩色」、ないものを「無彩色」という。彩度が最も高い有彩色は「純色」と呼ばれる。
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膨張と収縮
- 膨張色:実際の面積より大きく広がって見える効果を持つ色。
- 収縮色:実際よりも小さく収縮して見える効果を持つ色。
- 進出色:前方へ進出して見える色。
- 後退色:同じ距離から見たときに遠くに見える色。
- 【膨張色・進出色】暖色系、明るい色、鮮やかな色
- 【収縮色・後退色】寒色系、暗い色、濁った色
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心理効果
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色の記憶
- 記憶された色は、実際の色よりも明度・彩度が高く、基本色相(赤・黄・緑・青)に近付きやすい。
- 同時に明度・彩度が高い色ほど記憶されやすい。
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色の誘目性
- 色の視認性の強度は以下の表に表す通りである。
[強い] | [弱い] | ||
---|---|---|---|
有彩色 | ⇔ | 無彩色 | |
白 | ⇔ | 黒 | |
赤や黄 | ⇔ | 青や緑 | |
高彩度 | ⇔ | 低彩度 |