ケガレ思想

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2014年7月30日 (水) 15:33の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)
(穢れ)
← 前の差分へ
2014年7月30日 (水) 15:46の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)
(穢れ)
次の差分へ →
7 行 7 行
『古事記』の、イザナキが黄泉の国から逃げてきた場面では次のようなことが書かれている。 『古事記』の、イザナキが黄泉の国から逃げてきた場面では次のようなことが書かれている。
-愛する人、イザナミが火の神を産んだがために死に、黄泉の国に行ってしまう。+''愛する人、イザナミが火の神を産んだがために死に、黄泉の国に行ってしまう。
-黄泉の国は死者が住む世界で古代人に忌み嫌われていたが、それでもイザナギはイザナミを連れ戻そうと赴く。+黄泉の国は死者が住む世界で古代人に忌み嫌われていたが、それでもイザナキはイザナミを連れ戻そうと赴く。
しかしイザナミは黄泉の国の食べ物を食べてしまっていた、つまり、穢れた世界の食べ物を食べてしまったので、自身も穢れた存在になってしまったという。 しかしイザナミは黄泉の国の食べ物を食べてしまっていた、つまり、穢れた世界の食べ物を食べてしまったので、自身も穢れた存在になってしまったという。
 +ここから有名な騒動が起き、イザナキは黄泉の国から筑前日向に逃げ帰り、水流で身体を洗って穢れを落とそうとする。
 +イザナキは、「私はとても醜く穢れた国に行ってきたなあ。早く身体を清めなければ」と言う。''

2014年7月30日 (水) 15:46の版

日本人に特有の思想に「穢れ」を嫌うというものがあるという。作家の井沢元彦氏が提唱する論である。 この思想は、平安時代の武士の台頭を許したことなどに大きな影響をもたらしたと考えられる。


穢れ

『古事記』の、イザナキが黄泉の国から逃げてきた場面では次のようなことが書かれている。

愛する人、イザナミが火の神を産んだがために死に、黄泉の国に行ってしまう。 黄泉の国は死者が住む世界で古代人に忌み嫌われていたが、それでもイザナキはイザナミを連れ戻そうと赴く。 しかしイザナミは黄泉の国の食べ物を食べてしまっていた、つまり、穢れた世界の食べ物を食べてしまったので、自身も穢れた存在になってしまったという。 ここから有名な騒動が起き、イザナキは黄泉の国から筑前日向に逃げ帰り、水流で身体を洗って穢れを落とそうとする。 イザナキは、「私はとても醜く穢れた国に行ってきたなあ。早く身体を清めなければ」と言う。


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成