六信五行2
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2018年1月23日 (火) 19:09の版
六信五行とは、6つの対象を信じることと5つのことを実践することである。
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六信
- 唯一神(アッラー):イスラム教は一信教であり、アッラー以外の神を認めていない。アッラーとはアラビア語で神という意味。
- 天使(マラーイカ):アッラーが光から想像した霊的存在で人間とアッラーの中間的存在。ガブリエルやミカエルなどがいる。
- 啓典(キターブ):神が予言者を介して人類に下した天啓書。ムハンマドを通じて伝えた言葉を教典にしたもので、最後の教典はコーラン。
- 使徒(ラスール):アッラーから送られた言葉を授かる者。アブラハム、モーセ、ムハンマドなどがいる。
- 来世(アーヒラ):天国、地獄。死後の存在や死後の復活。
- 天命(カダル):アッラーは常に未来で起こること、それがいつどこで起こるかを知っていて、神によってあらかじめ定められているということ。
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五行
- 信仰告白(シャハーダ):「アッラーの他に神はなし。ムハンマドは神の使徒なり。」と唱える。信仰告白をイスラム教徒2人の前でするとイスラム教徒として認知される。
- 礼拝(サラート):毎日5回メッカの方向に礼拝。日の出と日没の時間によって時刻が変動する。
- 断食(サウム):イスラム暦9月に日の出から日没まで一切飲食を断つ。イスラム暦は太陽暦のため、毎年時期が変動する。
- 喜捨(ザカート):貧者に対する施し。「救貧税」ともいわれる。金銭だと収入の2.5%、家畜は0.8~2.5%、商品だと2.5%となる。
- 巡礼(ハッジ):イスラム暦12月8日~10日にかけてメッカへ参拝に行く。少なくとも一生に一度巡礼が義務。経済的、体力的に実行できる者のみでいいとされる。