ノート:メディアミックス

出典: Jinkawiki

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2018年1月27日 (土) 10:39の版
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メディアミックスコンテンツの起源とされるのは小松左京の小説「日本沈没」。上下巻あわせて385万部を売り上げた空前のベストセラー小説は1973年の刊行直後から映画化やテレビドラマ化が相次ぎ、いずれも商業的成功を収めた。 この路線を定着させたのが後の角川書店で、小説を原作とした一連の「角川映画」をヒットさせ、映画のヒロインがアイドルになるといったメディアミックス・ビジネスモデルを確立した。 ただし「マンガを原作としてアニメ化する」というタイプのメディアミックスはそれ以前に手塚治虫の「鉄腕アトム」などの例があり「マンガを読んでいた読者がアニメも見る」「アニメでその作品を知り、原作マンガを読む人が増える」「アニメキャラクターを商品化する」といったビジネスモデルはすでに1960年代から定着していた。 メディアミックスコンテンツの起源とされるのは小松左京の小説「日本沈没」。上下巻あわせて385万部を売り上げた空前のベストセラー小説は1973年の刊行直後から映画化やテレビドラマ化が相次ぎ、いずれも商業的成功を収めた。 この路線を定着させたのが後の角川書店で、小説を原作とした一連の「角川映画」をヒットさせ、映画のヒロインがアイドルになるといったメディアミックス・ビジネスモデルを確立した。 ただし「マンガを原作としてアニメ化する」というタイプのメディアミックスはそれ以前に手塚治虫の「鉄腕アトム」などの例があり「マンガを読んでいた読者がアニメも見る」「アニメでその作品を知り、原作マンガを読む人が増える」「アニメキャラクターを商品化する」といったビジネスモデルはすでに1960年代から定着していた。
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 +== プロモーションミックス ==
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 +メディアミックスのルーツには「プロモーションミックス」というマーケティングコンセプトがある。定義としては広告・コミュニケーション活動・パブリシティ・セールスプロモーションといった4つのプロモーション手段を理想的な形で組み合わせるということであるが、そのうちの広告に対しては「各種のメディアを組み合わせることが望ましい」とされている。つまりテレビCMならテレビCMだけを何度も繰り返すより、さまざまなメディアを組み合わせた方が費用対効果も高く消費者の印象度も強くなるという考え方。
 +例えば看板や広告物に対してテレビCMといった静止と動的、小説と映画なら文字と映像といった特性や対比で印象付けを促進させる。

2018年1月27日 (土) 10:40の版

メディアミックスとは

告業界で宣伝にテレビ・ラジオ・新聞などのメディア(=媒体)を組み合わせることである。一つの媒体での広告に拘らず、複数のメディアを組み合わせより広い分野でより多くの人々に深く宣伝することができる。 例えば新聞を例に挙げるとそこで広告していることは新聞を取らない人や取っていても読まない人には情報が届かない。そこでTVのCMや雑誌などのメディアを利用することで情報を届けやすくなり、既に知っている人には何度も宣伝することで印象に残りやすくなる。 現在では元が漫画や小説の原作から始まりアニメ化やドラマ化、ゲーム化などで広く展開するといった意味合いで使われることが多い。 マーケティング用語としてはメディア展開によって売り上げを伸ばすという意味にも使われる。

メディアミックスの起源

メディアミックスコンテンツの起源とされるのは小松左京の小説「日本沈没」。上下巻あわせて385万部を売り上げた空前のベストセラー小説は1973年の刊行直後から映画化やテレビドラマ化が相次ぎ、いずれも商業的成功を収めた。 この路線を定着させたのが後の角川書店で、小説を原作とした一連の「角川映画」をヒットさせ、映画のヒロインがアイドルになるといったメディアミックス・ビジネスモデルを確立した。 ただし「マンガを原作としてアニメ化する」というタイプのメディアミックスはそれ以前に手塚治虫の「鉄腕アトム」などの例があり「マンガを読んでいた読者がアニメも見る」「アニメでその作品を知り、原作マンガを読む人が増える」「アニメキャラクターを商品化する」といったビジネスモデルはすでに1960年代から定着していた。

プロモーションミックス

メディアミックスのルーツには「プロモーションミックス」というマーケティングコンセプトがある。定義としては広告・コミュニケーション活動・パブリシティ・セールスプロモーションといった4つのプロモーション手段を理想的な形で組み合わせるということであるが、そのうちの広告に対しては「各種のメディアを組み合わせることが望ましい」とされている。つまりテレビCMならテレビCMだけを何度も繰り返すより、さまざまなメディアを組み合わせた方が費用対効果も高く消費者の印象度も強くなるという考え方。 例えば看板や広告物に対してテレビCMといった静止と動的、小説と映画なら文字と映像といった特性や対比で印象付けを促進させる。


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