東日本大震災3

出典: Jinkawiki

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2018年1月27日 (土) 15:07の版

目次

東日本大震災とは

東日本大震災は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害である。大規模な地震災害であることから大震災と呼称される。発生した日付から3.11、311と称することもある。


地震発生時

2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源(北緯38度06.2分、東経142度51.6分、深さ24km)とする東北地方太平洋沖地震が発生した。地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震である。震源は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmのおよそ10万km2という広範囲全てが震源域とされる。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測した。


被害

この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.1mにも上る巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生した。また、巨大津波以外にも、地震の揺れや液状化現象、地盤沈下、ダムの決壊などによって、北海道南岸から東北を経て東京湾を含む関東南部に至る広大な範囲で被害が発生し、各種インフラ(人々の生活に必須な、いわゆるライフライン)が寸断された。

2016年(平成28年)12月9日時点で、震災による死者・行方不明者は18,449人、建築物の全壊・半壊は合わせて400,827戸が公式に確認されている。震災発生直後のピーク時においては避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上等の数値が報告されている。復興庁によると、2017年2月13日時点の避難者等の数は123,168人となっており、避難が長期化していることが特徴的である。 津波による浸水面積 - 561km2 津波被害農地 - 21,476ha(宮城14,341、福島5,462、岩手725等) 漁船被害 - 28,612隻 漁港被害 - 319港[要出典]


影響

岩手県内の避難所は2011年10月に、宮城県内の避難所は2011年12月に、福島県内の避難所は2011年12月に全て閉鎖された。埼玉県加須市に設置された、福島県双葉町から集団避難した住民の避難所は、2013年12月まで続いた。一方、災害公営住宅や仮設住宅での避難生活は長期化。震災直後の避難者は推計47万人であったが、2015年8月末現在19万8513人になった。各県にいる被災者は、福島62,773、宮城57,565、岩手25,761。県外避難者は福島から44,854、宮城6873、岩手1552人。 建設済み災害公営住宅10,700戸(計画3万戸)、宅地造成済み4700戸(計画20,600戸)。


復興

2011年4月 - 東北新幹線が全線再開 2012年2月 - 復興庁が発足 2014年3月 - 岩手県、宮城県のがれき処理完了 2014年4月 - 三陸鉄道が全線再開[356]

岩手・宮城・福島3県沿岸で発生した大量の災害廃棄物(がれき)と津波堆積物(土砂など)の処理が進められていて、復興庁は2014年3月末までに災害廃棄物の処理を完了することを目標としている。2012年11月末時点では、3県37市町村で、災害廃棄物は1,802万tと推計されそのうち86%が撤去済み、34%が処分・処理済みで、また津波堆積物は956万tと推計されそのうち60%が撤去済み、15%が処分・処理済みである。

引用・参考文献 http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php?title=%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%EF%BC%93&action=edit


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