デンマークの幼児教育
出典: Jinkawiki
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2018年7月31日 (火) 23:36の版
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保育所と幼稚園
デンマークは地域の保育施設が充実している。学校に入学するまでの幼児や児童は保育所や幼稚園を利用する。 保育所…0歳~2,3歳児を扱う。母子・父子家庭の子ども及び、共働き家庭の子どもが対象になる。福祉法によるデイケア施設の一つ。 幼稚園…2歳~6,7歳児を扱う。親や家庭の状況に関わらず、親の希望で自由に利用できる。ただし、片親、共働き家庭の児童が優先される。福祉法のデイケア施設の一つ。
デンマークでは保育園と幼稚園のどちらとも社会省が管轄している。この二つの施設の違いは単に受け入れる児童の数である。
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統合児童施設
保育所と幼稚園が統合され,就学前の乳幼児が一貫した保育を受ける保育所。現在ではこの施設は保育施設数の36%を占めるまでに至っている。
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デイケアママ
デイケアという名称で呼ばれている保育制度がある。日本でいう「保育ママ」に近い。市に登録されたデイケアママが、自分の家で、0~3歳児を数人預かるというものである。 また、このような児童福祉サービスの利用率の高さは世界一位である。
参考文献:福祉の国は大国教育 小島ブンゴード孝子