来訪神
出典: Jinkawiki
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・男鹿(おが)のナマハゲ(秋田県男鹿市) | ・男鹿(おが)のナマハゲ(秋田県男鹿市) | ||
2019年1月19日 (土) 14:08の版
概要
来訪神とは1年に1度季節の変わり目に人々の世界に来訪して幸福をもたらすとされる神々のこと。来訪神信仰は世界各地で広く行われており、サンタクロースや日本でも秋田の「なまはげ」など「まれびと信仰」として盛んに行われている。また来訪神の多くは仮面仮装したユニークなものや少し不気味な異形の姿であることが多い。
時事
2018年11月に秋田の「なまはげ」や宮古島の「パーントゥ」など日本の各地方の10の来訪神達がユネスコの無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」として登録された。近年、来訪神が来る各地方では来訪神文化の継承や後継者不足などにより衰退傾向である。無形文化遺産登録により「来訪神文化」次の世代にも継承されたていくことを願ってやまない。
〇以下は国指定重要無形民俗文化財である「来訪神」行事 10 件である。
・甑島(こしきじま)のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
・男鹿(おが)のナマハゲ(秋田県男鹿市)
・能登(のと)のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)
・宮古島(みやこじま)のパーントゥ(沖縄県宮古島市)
・遊佐(ゆざ)の小正月行事(山形県遊佐町)
・米川(よねかわ)の水かぶり(宮城県登米市)
・見島(みしま)のカセドリ(佐賀県佐賀市)
・吉浜(よしはま)のスネカ(岩手県大船渡市)
・薩摩硫黄島(さつまいおうじま)のメンドン(鹿児島県三島村)
・悪石島(あくせきじま)のボゼ(鹿児島県十島村)