世界の気候

出典: Jinkawiki

(版間での差分)

2008年12月12日 (金) 17:36の版

<世界の気候は5つ> 地球上で太陽からのエネルギーを多く受けるのは赤道付近、逆に少ないのは北極・南極地方である。熱や大気の循環などの関係から、地域により気候の高低や降水量の多少の違いが生じる。世界の気候は大きく2つに分類されるが、植物の生育の違いから、2つのグループに分かれている。

樹木が育つ気候・・・熱帯、温帯、亜寒帯(冷帯)

樹木が育たない機構・・・乾燥帯、寒帯

<5つの気候帯> 

熱帯・・・1年を通じて気温が高く降水量が多い。1年を通してスコールと呼ばれる雨が降る熱帯雨林気候では密林が発達している。またサバナ気候は数か月間の乾季があるために樹木がまばらに育っている。

温帯・・・四季がはっきりして冬も寒さが厳しくない。降水量もほどよくある気候。降水量の様子や夏の気温の上がり方の違いから、温暖湿潤気候と地中海性気候と西岸海洋性気候に分けられる。

亜寒帯(冷帯)・・・四季あるが、夏は短く冬は長くて寒さが厳しい。タイガと呼ばれる針葉樹林帯が広がっている。緯度40度よりも高緯度に分布するため、南半球にはない気候である。

乾燥帯・・・1年を通じて降水量が少ない。南北回帰線付近や内陸部に分布。1年を通じて降水量の少ない砂漠気候と、数か月間降水があるステップ気候に分かれる。ステップ気候では数か月の雨季に丈の低い草が生える。

寒帯・・・1年を通じて気温が非常に低い。南極大陸や北極海沿岸の地域の気候である。短い夏があるツンドラ気候ではわずかにコケ類が育つがほとんどが1年中雪や氷におおわれた地域である。


参考文献 旺文社「中学総合的研究・社会」 ウィキペディアより


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