弥生土器
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2009年1月10日 (土) 09:50の版
・弥生土器とは
弥生文化に用いられた軟質、赤焼きの土器。縄文土器に後続し、古墳時代の土師器に先行する。1884年(明治17)に東京本郷の弥生町向ヶ丘貝塚(弥生町遺跡)で採集された土器がもとになって、90年代から「弥生式土器」の名称が生まれた。弥生土器が行われたのは、弥生文化の領域、すなわち南は九州地方から北は東北地方までである。その南と北では沖縄先史時代後期土器と続縄文土器が行われた。ただし最近では、沖縄本島を弥生文化の領域に含める可能性も論じられている。
・弥生土器の特徴