出典: Jinkawiki

(版間での差分)

2009年1月29日 (木) 21:31の版

目は眼球の構造はカメラの構造とよく似ている。似ている点は、外界の像をシャープに網膜に結像させること、カメラのピントを合わせるという点である。(以下参照)

・カメラ…目

・フィルター…角膜

・フィルター…網膜

・ボディー…強膜

・レンズ…水晶体

・しぼり…虹彩

     ・角膜、強膜  眼球の最も外側に位置していて眼球の外壁となっている膜である。角膜は眼球の前方にあり、透明でここを通して光彩が見える。角膜の主な働きは光を眼球内に透過させるとともに、レンズと同じように光を屈折させている。また、強膜と角膜は繋がっており、色は白色である。そして眼球の白目の部分が強膜にあたる。

・結膜 強膜の表面とまぶたの内側を覆っている薄い膜で、両者は袋状につながっている。

・虹彩と瞳孔 虹彩は日本人の場合は茶目、白人の場合は青色にあたる。虹彩の中央部は穴があいていて瞳孔にあたり、いわゆる黒目の部分で、ここを通って光が目の中に入っていく。 また、虹彩と瞳孔の働きはカメラの絞りと同じように目の中に入る光量を調節している。

・毛様体 毛様体は虹彩からつづいている組織で、血管と筋肉が豊富にある。毛様体の筋肉は伸張することによって水晶体の厚さを変化させることができ、遠くを見たり、近くを見たりする時のピント合わせをしている。      ・脈絡膜 脈絡膜は、毛様体からつづいている組織で、血管を豊富に含んでいる。働きとしては網膜に栄養を与える。

・網膜 眼球の内側に位置しており、カメラでいえばフィルムにあたる。網膜に光が当たると科学反応が起こり、光のエネルギーを電気的なエネルギーに変化させる。

・神経経 神経経は網膜で生じた電気的な信号を中枢の脳に伝達させる働きがる。

・水晶体 カメラのレンズにあたり、厚くなったり薄くなったりしてピント合わせをする。 この水晶体の厚さの変化は毛様体の筋肉の伸縮によって起こる。

・硝子体 無色透明で寒天状の形をしている。働きだが、まだよく分かっていない。

参考URL

http://www.ocular.net/jiten/jiten001.htm

http://www.bausch.co.jp/eye/r106400.html

http://homepage1.nifty.com/totukahp/14gou.htm


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