赤道
出典: Jinkawiki
2009年1月30日 (金) 23:59の版
赤道(せきどう)
英語ではEquator、つまり等しく分けるものという意味で、赤くもなんともない。
緯度の基準の一つであり、緯度0度を示す。 全周は約40,070km。 赤道より北を北半球、南を南半球という。 春分と秋分の年2回、太陽が真上にくる。 赤道は地球の重心を通り、自転している地球の自転軸に垂直な平面が、地表を切断する線。
赤道付近の気候
赤道付近の場所では年中太陽は天頂(真上)付近を通り、 気温も高く日本やその他の温帯の地域の人から見ると「いつでも夏」のようなイメージである。 代表的な赤道直下の国は南米のエクアドル。 スペイン語で「赤道」という意味だそうです。
厳密には日本では春分である3月20日頃、秋分である9月20日頃の太陽は真上を通り、夏至の 6月20日頃と冬至の12月20日頃は最も太陽が傾く時期ではありますが、傾いても日本の真夏 よりも高い位置を通るわけですからやっぱり暑いです。そういう地域ではあまり「春夏秋冬」とい う四季は無く、あるとしても雨の多い「雨期」か少ない「乾期」という季節感しか無いですね。
赤道の冬でも日本の夏より暑い。
名前の由来
赤道という呼び方は昔の中国の天文学に由来するもの。 天球上で太陽が通る道を「黄道(光道)」、月が通る道を「白道」、 さらに黒道や青道という様々な色の道があった中の一つが「赤道」というわけです。 赤道は太陽が真上を通るとされる地球上のラインなので、太陽をイメージした赤が使われたと言われている。 中国では“赤”は太陽や南を示し、太陽の通る路(太陽がここの真上にあると考えた)ということから“赤道”の呼び方が生まれていった。
また、天文学では赤道がつくる面(赤道面)と天球が交わってできる円のことを赤道(天の赤道)と呼ぶ。 天の赤道は恒星や惑星の天球上の位置(赤緯、赤経)を決める基準となる。
参考
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=7488587