聖書

出典: Jinkawiki

(版間での差分)

2009年6月15日 (月) 00:09の版

聖書とは?

神と人との出会いを綴った物語である。2000年以上に渡り、人々の心の拠り所となってきた‘祈りの書’を意味する。

聖書は、創世記・出エジプト記・イザヤ記などのそれぞれが一つの書物であるものが集められている。また、聖書には旧約聖書新約聖書がある。旧約聖書はもともとはユダヤ教の聖典として伝わったが、後にキリスト教のみならず、イスラム教のの聖典にもなっている。 新約聖書は旧約聖書の内容も踏まえながらイエスの死後書かれたものである。ただし、キリスト教では旧約聖書と新約聖書の二つが聖書とみなされているが、ユダヤ教やイスラム教は旧約聖書のみを聖書とみなしているようである。

ところで、旧約、新約というように「約」にはどのような意味があるのだろうか?

「約」には神と人との契約を意味し、旧約とは、神とユダヤ人との契約を意味する。 旧約聖書の中では繰り返し、『人々が神を敬い正しい行いをすれば、神は人を愛し繁栄をもたらす』と述べている。しかし人々は十戒を破り、神に背いてしまった。神は人々にたびたび警告するが、人々は過ちを繰り返す。そこで神は‘神の子’イエスを地上に送り、ユダヤ人だけでなくすべての人々と新たな契約を結ぶ。これが新約である。


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