ホームレス

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目次

ホームレス

ホームレスとは、狭義には様々な理由により定まった住居を持たず、公園・路上を生活の場とする人々(路上生活者)、公共施設・河原・架橋の下などを起居の場所とし日常生活を営んでいる野宿者のこと。広義には、一時施設居住や家賃滞納、再開発による立ち退き、ドメスティックバイオレンスのため自宅を離れなければならない人など住宅を失う危機にある人のこと。 日本では狭義のホームレスは、「浮浪者」と呼ばれていた。しかし、「浮浪者」という言葉が差別的であるとして放送禁止用語に指定されたことにより、「ホームレス」という単語で呼び替えられることが多くなった。近年では更に「野宿生活者」「野宿者」「ハウジングプア」という呼称も使われるようになっている。 なお、広義のホームレスは「野宿者」より広い意味で使われ、「ネットカフェ難民」や「マック難民」と呼ばれる人々、車上生活者も含まれる。 公園、道路、駅、河川敷などの公共の空間で、テントや小屋を建てたり、段ボールを敷いて寝泊まりするなどして日常の生活を送っている人々、あるいは簡易宿泊所とこれらの公共の空間を行ったり来たり繰り返している人々などの総称であり、ホームレスの自立の支援等に関する臨時措置法案要綱(案)では、「野宿生活者その勉安定した居住の場所を存しない者であってこれに準じるもの」と定義づけられている。

概要

野宿者・路上生活者と住宅を失う危機にある人に適切でない住居に居住する人(危険だったり修理不能、大修理を要する住居、最低居住水準未満世帯)も含める。テント生活をしていても中東のベドウィンやモンゴルの遊牧民、ロマのような不定住民をホームレスとは呼ばない。金銭的事情等で住居を持てないものだけではなく、米国の実業家ハワード・ヒューズのように、自らの意思でホームレスを選択する場合もある。ベトナム戦争期のアメリカでは、志願してホームレスになる若者が現れた。住所不定になれば、召集令状の送付先がなくなるからである。 かつては乞食・ルンペンなどと呼ばれており、特に日本では浮浪者という名称が定着していたが、差別用語との指摘を受け、海外での同様な状況を指す英語の the homeless に由来する「ホームレス」という呼称がマスメディアを中心に外来語として定着した(とはいえ「ホームレス」も直訳すれば「家無し、宿無し」という意味であり、意味のない言い換えでしかない、とも言える)。 高齢者のホームレスの場合、国民年金の掛け金を払っていた人に対しては年金が受給されるようになり、65歳を期にホームレスを脱することが出来る人もいる。

現状

ホームレスの総数は、平成11年の厚生省の調査によると、全国で約2万人となっています。ただし、これは各地方公共団体からの報告を集計したものであり、その調査時期、方法等も異なるため、現在のホームレスの実数は3万人を超えていると指摘する有識者が多数です。いずれにしろ、長引く不況による雇用環境の悪化に伴い、失業が長期化し、急速にホームレスは増加しています。

 東京都の調査によると、ホームレスの年齢分布としては50-64歳の中高年に全体の6割以上が集中しる。また、男女別では98%が男性、2%が女性となっている。ホームレスの居場所としては、公園が全体の約3分の2で最も多く、これに道路、河川敷を加えた公共空間に9割以上が集中している。また、従来までは、ホームレスは東京、大阪、名古屋、横浜、川崎の五大都市、これらの中でも、とりわけ山谷、あいりん地区、笹島、寿などの特定地区にほぼ限定した問題だったが、近年は札幌市から北九州市、福岡市までの政令指定都市、更には他の周辺都市にまで広がりつつあり、もはや全国的に放置できない深刻な社会問題であると言る。


民間における支援活動

緊急支援 アメリカなどでは教会を中軸とした市民レベルの支援活動が行われている。

日本においても各宗教寺社・教会や民間の支援団体・ボランティア等による炊き出しなどがあり、篤志家・市民から寄せられた衣類等の寄付物品が配られている。 北は北海道から南は沖縄県まで炊き出しや医療支援、居住地確保などの自立支援に取り組む支援団体が確認されており、2007年6月9日には全国のホームレス支援団体の連合組織である「ホームレス支援全国ネットワーク[1]」が設立された。 炊き出しは行倒れを防ぐための最低限の活動であり、元野宿者が仲間のために行う場合もある。 ホームレスの生活保護受給に関して、保護適用が適正に行われるよう支援している団体もある。 各地の弁護士会がホームレス・野宿者向けのQ&A(一問一答)を公開している例もある。→「弁護士に聞いてみたい」 「野宿者からの質問と回答~困ったときのこの一冊 ~京都弁護士会」

参考

・Wikipeda ・民主党


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