メイフラワー号
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メイフラワー号
1620年、ピルグリム・ファーザーズ(巡礼始祖)がイギリス南西部プリマスから、新天地アメリカの、現在のマサチューセッツ州プリマスに渡ったときに乗った船。メイフラワー号が出発したのは1620年9月16日。同号に乗っていた25~30名の乗員を除く船客102名のうち、およそ3分の1がイギリス国教会の礼拝や信条に満足しないピューリタン(清教徒)であり、分離派に属していた。彼ら分離派は、腐敗した教会からまったく分かれて純粋に神のことばに基づく教会を新大陸につくろうとした。メイフラワー号は、その出発の象徴である。また、上陸直前に船上で交わされた「メイフラワー契約」(宗教上の契約に基づく政治上の契約)の点で歴史上重要である。
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メイフラワー号の大きさ
この船は、重さ180トン、長さ約27メートル、3本マストの商船である。
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メイフラワー号の経路
1620年9月16日102人を乗せてイギリスのプリマスを出航し、2か月後北アメリカのプロビンスタウンに入港して修理・補給を行ったのち、12月21日、マサチューセッツ州の沿岸(後のプリマス)に到着。翌年4月帰国の途についた。
参考文献:『メイフラワー号・プリマス開拓村』志茂 望信 (著), 燦葉出版社