電気自動車
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2009年7月31日 (金) 18:32の版
電気自動車(EV【electric vehicle】)は簡単に言えば電気で走る車。電池とモーターと車体があれば走り出した模型自動車のようなもの。原理はそれとまったく同じ。電池は充電することができる。だから二次電池と呼ばれる。使いっきりの電池は一次電池と呼ばれる。電気自動車はシンプルな乗り物なので部品も少ない。だからコストも安い。車体も軽くてすむ。シンプル&ライト。これが電気自動車の特徴である。
電気自動車は電池の改良とともに進化してきた。鉛からニッケル水素…そしてリチウム電池へ。電気の容量つまり密度を鉛を1とするとニッケル水素は約2倍、リチウム電池は約3倍。つまり鉛電池で100km走る電気自動車は同じ重さのニッケル水素電池なら約200km、リチウムなら約300km走るという単純計算になる。
ガソリン車やディーゼル車を動かしているのはエンジン。別名、内燃機関。この動力源は筒状シリンダーの中にガソリン等の石油燃料を噴射して、それをピストンで圧縮して燃焼させ、その爆発力でピストンを上下運動させる。内燃機関のシリンダー内で燃焼したガソリンなど石油燃料の爆発エネルギーは①ピストン往復→②クランク回転運動→③クラッチ→④ギア・シフト→⑤プロペラシャフト→⑥デフ⑦→デフシャフト→車輪…でようやく発車オーライとなる。各々の段階で摩擦や抵抗でエネルギーを食い、さらにコストや荷重が負荷となる。