インターネット
出典: Jinkawiki
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インターネット
複数のコンピュータを通信回線でつなぎ、互いに通信できるようにしたシステムをネットワークと呼ぶ。さらに、ネットワークどうしが接続され、異なるネットワークのコンピュータが相互に通信できるようになった世界規模の通信網をインターネットと呼ぶ。
インターネット上のコンピュータどうしが情報のやり取りを行うためには、互いに理解できるようよう、情報の送受信に共通の約束が必要になる。この約束をプロトコルと呼ぶ。インターネットでは、通常TCP/IPと呼ばれるプロトコルを用いて通信を行っている。
IPアドレス
TCP/IPで通信を行うときには、個々のコンピュータを特定する必要があるので、コンピュータの住所の役割を果たすIPアドレスが使われる。IPアドレスは、0から255の4組の数の列で表現され、人間には扱いにくいので、IPアドレスに対応する名前をつけて、代わりに用いる。これをドメイン名という。ドメイン名の表記は、電子メールやWWWで頻繁に用いられる。TCP/IP上の通信では、すべての通信情報には送り先のIPアドレスがつけられている。通信の際には、ドメイン名はDNSを介してIPアドレスに変換される。
インターネットの問題点
インターネットは上手に使えばとても便利なものであるがいくつかの問題点もある。
著作権の問題
わたしたちがふだん接しているインターネット上の表現物には、それを保護するための権利である著作権が存在する。
著作権は、著作物(アイディアや思想を形にあらわしたもの)に関して著作者が持っている権利である。原則として、著作物には著作権がある。著作者が作品を生み出したときに、著作権は自動的に発生し、届け出をする必要はない。
プライバシーの問題
人には、自らの情報をコントロールし、私的生活にかかわる情報を他人に知られない権利がある。この権利をプライバシーの権利という。インターネット上に情報を公開する場合は、プライバシーに十分配慮する必要がある。Webページはだれが見るかわからないものである。不特定多数の人に自分のメッセージを伝えることができることは、Webというメディアがもつ最大の強みであると同時に、使い方を誤ると人を傷つける可能性があることに気をつける必要がある。
参考
引用<情報A Step Forward! 東京書籍>
HN:KN