クラスター爆弾禁止条約

出典: Jinkawiki

2012年2月5日 (日) 14:53 の版; 最新版を表示
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[概要]

2007年2月。クラスター爆弾の使用や、製造の禁止を訴えたオスロ宣言をノルウェーで開催された国際会議で採択。 2008年5月。新型爆弾など一部を除いて全廃するクラスター爆弾禁止条約を採択。日本を含む111カ国が採択に加わり、12月のオスロで署名後30カ国が批准で発効する。2009年6月には日本での国会承認手続きが全会一致で完了した。2010年2月には30カ国が批准して、2010年8月に発行された。 クラスター爆弾とは、一つの爆弾の中に空きかんサイズの爆弾を無数に散らばらせ殺気する兵器である。その5~30%が不発弾となるために、対人地雷と同様非人道的兵器とされている。2003年のイラク戦争、2006年のイスラエルによるレバノン侵攻時にも使用され、日本も保有している。


[問題]

アメリカ、中国、ロシアなどの主要国が参加していない。

[参考]

おもなクラスター爆弾の製造国と輸入国。 (投下型爆弾) BL755型爆弾    英国/ イラン 、イタリア、ナイジェリア CBU87CEM     米国/   エジプト、トルコ、ギリシャ、日本 CB470爆弾   南アメリカ/  イラク、ジンパブエ CB500爆弾    チリ/    エチオピア、エリトリア、イラク、スーダン RBK爆弾      ロシア/   シリア、キューバ、北朝鮮 (地上発射型爆弾) ロケット弾M26MLRS 米国/    英国、イスラエル、韓国、日本 ロケット弾DPICM  イスラエル/  アルゼンチン、スイス、米国、英国

参考http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/cluster.htm   清水俊弘著    クラスター爆弾なんてもういらない


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