バイオテロ
出典: Jinkawiki
目次 |
概要
人に害を及ぼすウイルスや細菌を使って無差別に人を殺傷する行為のことを指す。グローバリゼーションにより世界中の人がいろんな場所に行けるようになった現在では、一箇所でバイオテロが発生するだけで被害が急激に拡大して世界中に甚大なダメージを与える恐れがある。
バイオテロに使われやすい病原体
天然痘 炭疽菌 ニッパウイルス リフトバレー熱 ペストなど
バイオテロの危険性
バイオテロに使われる生物兵器は安価で入手・製造が可能で、さらに潜伏期間のあるものは発症までにタイムラグがありテロが発生した時には対処が手遅れになること、そして市民は生物兵器と言う見えない脅威にさらされるなど、実際の被害以上の損害を受ける危険がある。
実際に発生したバイオテロの例
1984年、アメリカで宗教団体がレストランのサラダバーにサルモネラ菌が散布されて市民が被害を受けた。 2001年10月、報道機関や連邦議会に炭疽菌の入った封筒が郵送されて5人が死亡した。