第二次世界大戦２

出典: Jinkawiki

第二次世界大戦とは

１９３９年９月～４５年８月、６０ヶ国近くの国が参加した。 世界恐慌の勃発以来様々な対立が深まってきていたが特にドイツ、イタリア、日本のファシズムが台頭となり植民地獲得のために侵略戦争を始めたのに対してイギリス、フランス、アメリカなどが民主主義を守る理由でそれを阻止しようとして戦争になった。 １９４１年６月、ドイツがソ連を攻撃したことでソ連も反ファシズムとして参戦した。 第一次世界大戦時より兵器の性能が増して被害も拡大し、一般市民の犠牲が大きくなった。 戦況は初期にはドイツ、イタリア、日本の枢軸国が有利であったが最終的には連合国側が勝利をおさめた。

なぜ戦争が起きたのか

第二次世界大戦が起こった理由として第一次世界大戦の終戦条件が挙げられる。 第一次世界大戦の終戦条約であるベルサイユ条約はドイツに対して過度の賠償金を要求した。 その頃世界恐慌の影響で大国であるアメリカが孤立主義をとっており、ドイツに対してバランスオブパワーが働かなかったため賠償金問題に対しての処置が不十分であった。 その結果ドイツはヒトラーを筆頭にベルサイユ体制打破を目指す変革勢力となった。 欧州諸国の弱体化に伴いドイツのナチス勢力は浸透しやすくなっており、ついにソ連への侵略へ至った。

出典

世界史B用語集