イスラム教

出典: Jinkawiki

2008年5月1日 (木) 11:56 の版; 最新版を表示
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イスラム教は、7世紀はじめに、メッカの名門の出身であるムハンマド(マホメット)によって開かれました。ムハンマドはアッラーの神の声を聞くことの出来る預言者として、「アッラーがただ1人の神であり、宇宙の創造主である。」 というイスラム教の教えを広めました。 しかし、そのころアラビアの人々は多神教を信じていたので、ムハンマドは迫害を受け、西暦622年に少数の信者を連れてメディナへ移住しました。 この移住をヘジラ(聖遷)とよび、イスラム教では、この年を紀元元年としています。 ムハンマド達がメディナへ移住してから10年余りの間に、アラビア人のほとんどがイスラム教を信じるようになりました。 最後まで反対していたメッカの人々もムハマドに従いました。 『イスラム』とは、アラビア語で 「平和であること、(アッラーに)絶対におすがりすること」を意味してい ます。 アッラーがムハンマドにくだされた教 えを記録したものが、イスラム教の聖典である「コーラン」です。 イスラム 教徒は今でもこの「コーラン」に書かれている教えを忠実に守って生活して います。  イスラム教は、教徒の大部分を占め るスンニ派と約1割の教徒からなるシーア派の二大宗派があります。 サウジ アラビアの人々の大部分はスンニ派です。 この2つの宗派はスンナ(ムハマ ドの範例・慣行)のとらえ方に大きな違いがあります。 スンニ派の人々は、 ムハマドの教友から語り伝えられてきたことの中にスンナが見いだされると 信じており、シーア派の人々は、ムハマドの血を引く後継者の伝承を通して スンナを解釈している。 サウジ王家は、スンニ派の中のワッハプ派の教主です。  サウジアラビア王国は、イスラム教を国教とする国です。社会習慣も法律も全てスンナに則っておこなわれます。この国の憲法は、コーランであるともいえます

参考サイトhttp://www.asahi-net.or.jp/~VD6M-ISBS/isuramu.htm


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