ベトナム戦争16
出典: Jinkawiki
ベトナム戦争とは
ベトナム戦争とは1960年から1975年までの15年間に渡りベトナムを南北に分断して南ベトナム軍と北ベトナム軍との武力衝突である。北ベトナム軍(ホー・チ・ミン指導者)を支援する当時のソ連と中国に対し、南ベトナム軍(ゴ・ジェン・ディム政権)を支援するアメリカと他同盟国との代理戦争と言える領土に関係ない政略的な意味あいの戦争であった。 アメリカは「赤いドミノ理論」という、理論ともいえないような病的な主張をしていた。それは、小さくても反米の共産主義国が生まれると、それがドミノ倒しの最初のドミノのようになって周りの国が共産主義国になるかもしれないというところからきている。こうしてアジアの共産化を恐れたアメリカは南ベトナムの後援する。南ベトナムは民衆の支持も全くない、アメリカ軍事力、弾圧、処刑、拷問だけでもっているような腐敗した軍事政権であった。1960年に南ベトナムの共産主義者や社会主義者などが南ベトナム解放民族戦線を結成し、アメリカ軍が介入し、内戦状態になる。アメリカは、反政府勢力を弾圧していき、傀儡政権を樹立していく。