京都議定書14
出典: Jinkawiki
概要
京都議定書とは1997年12月11日に京都市で開かれた「第3回気候変動枠組条約国会議(COP3)」で議決した議定書。
この議定書は、1992年に開催されたリオデジャネイロの地球サミットにおいて採択された「気候変動枠組条約」の締約国のうち先進国にそれぞれ目標量(日本-6%、米国-7%、EU-8%、カナダ-6%、ロシア0%、豪州+8%、NZ0%、ノルウェー+1%)を示し、6種の温室効果ガスの削減または抑制を義務付けたもの。 アメリカはのちに議定書を脱退し、この約束を破棄した。
京都議定書は、気候変動枠組条約の「歴史的に排出してきた責任のある先進国が、最初に削減対策をおこなうべきである。」という合意に基づいて、先進国には削減義務を求めていない。
京都議定書に参加する国々は、削減目標を達成できなかった場合、ペナルティーが適用されることになっている。
参考文献
h.n coco