環境問題7
出典: Jinkawiki
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環境問題のはじまり
私たちを取り巻く地球の環境は、人間の生産活動に必要な原材料を提供するとともに、それによって生じる様々な不用物や汚染物質を受け入れ、同化するという役割を果たしてきたが、産業革命以降、人間の生産活動が急激なスピードで拡大した結果、排出される不用物の量も飛躍的に増加し、また、容易には分解されない汚染物質が環境に捨てられるなど、地球の環境にも様々な影響が現れるようになり、今日、地球環境問題として認識されるようになったことがはじまりである。
主な環境問題
主なものとしては
・地球の温暖化
・オゾン層の破壊
・酸性雨
・森林(特に熱帯林)の減少
・野生生物の種(生物多様性)の減少
・砂漠化
・海洋汚染
・有害廃棄物の越境移動
・開発途上国における環境問題
地球温暖化について
環境問題といって、一番に思いつくであろう地球温暖化とはどういうものなのか説明する。 まず、地球温暖化の最大の原因となる温室効果ガスについて説明する。 具体的にいうと、温室効果ガスにはメタン、亜酸化窒素、フロン類などの種類がある。最も代表的なものは二酸化炭素。 地球の表面は窒素や酸素などの大気で覆われ、その中には「温室効果ガス」とされる気体も含まれてる。 地球は太陽から届いた熱によって暖められ、夜になると蓄えられた熱が宇宙に放出されて気温が下がる。
この際、地球の気温が下がり過ぎないように熱を程よく吸収して地表に止めているのがこの温室効果ガス。これによって、地球の平均気温は15度前後に保たれています。
逆に、大気中の温室効果ガスがまったくなければ地球の平均気温はマイナス18度にまで下がり、生き物が地球上で暮らしていくことは出来ない。 なので、温室効果ガスは地球にとってとても大切な気体。 しかし近年、温室効果ガスは必要以上に増加してしまい、増加した温室効果ガスがより多くの熱を吸収、地球に放出するようになり気温が上がってしまった。 こうして地球の平均気温が上がることを地球温暖化という。