環境問題10
出典: Jinkawiki
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環境問題(水資源の危機)
今の地球環境の実態は、一般的に知られているよりはるかに深刻である。環境問題とはいろいろあげられるが、主に、ゴミ問題・地球温暖化・オゾン層破壊・森林破壊・生物種の絶滅・人口爆発と貧困・食糧問題・エネルギー問題・水資源の危機・砂漠化があげられる。
一見、地球には海がたくさんあるし、陸地の方が少ないため水がたくさんあるように思うかもしれない。しかし、実際は98%が海水で、淡水は2%、その大部分は南極や北極の氷山などで、私たち陸上生物が利用できる水は全体の0.01%にも満たない。地球上の水すべてが風呂桶一杯の水だったとすると、我々が使える水はわずかに一滴である。この一滴の水をすべての陸上生物が分かち合って生きているのである。この水が枯渇してしまったり、汚染されると、すべての生物が絶滅してしまうのである。水不足の大きな原因は、人口爆発による食糧やエネルギー需要の増加と、気候変動の影響である。今の世界の人口は約71億強である。世界の人口は、1分に137人、1日で20万人、1年で7千万人、増えている。世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億3千万人が産まれるのである。すでに安全安心な水が利用できない人は8億人に上り、世界の地下水の5分の1は枯渇していると報告されている。「節水」について、世界全体、国全体、さらに個人の取組が必要である。そのために、水の危機を知り、やめる、減らす、再使用が基本の4Rを徹底して節水をしたり、できるだけ国産品を利用したり、台所などから油などを流さないことが大切である。
このように世界にはまだまだ深刻な環境問題がたくさん起こっている。起こしているのは我々であり、原因は我々自身にあるため、自分たちで見直して改善していかなかったら、この先世界はどうなっていってしまうのだろうか。
参考文献 環境問題を知ろう NPO法人ネットワーク『地球村』http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/ 世界の人口 http://arkot.com/jinkou/