ボストンマラソンテロ事件
出典: Jinkawiki
2013年、4月15日アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで開催されたマラソン大会で起こったテロ事件。
ボストンマラソンとはボストンで開催される国際陸上競技連盟(IAAF)のマラソン大会である。
1897年に愛国者の日(アメリカ独立戦争が開戦した日)を記念して始まった。それは100年以上の歴史を経て現代にも受け継がれ、毎年4月の第三月曜日(愛国者の日)に開催されている。
世界のもっとも歴史の古いマラソン大会で、規定のタイムをクリアしなければ出場資格をもらえないということから選ばれし者だけが走ることが出来る。
マラソンランナーにとっては一度は走ってみたいマラソン大会であり、憧れの大会でもある。
その歴史あるマラソン大会で悲劇は起きた。
マラソン大会真っ最中の14時45分頃、コプリー広場(ゴール付近)の観客席近くのごみ箱で爆発が発生。
その爆発は二度発生し、一度目の爆発から約10秒後に二度目の爆発が起きた。
その後マラソン大会は即中止となり、警察はランナーらを避難させた。
この爆発による死者は3人、負傷者は299人にも及んだ。
また、人的被害だけでなく窓ガラスが割れる・建物の崩壊といった周辺の建物にも甚大な被害をもたらした。
破壊兵器には火薬の詰まった圧力鍋を使用し、中にはより被害を大きくさせるために釘なども入っていた。
このテロ事件を受け、各国でマラソン大会時のテロ対策を強化した。
東京マラソンではランニングポリスといった