おでん
出典: Jinkawiki
おでん
大根、こんにゃく、はんぺん、ちくわ、昆布などのおでん種を醤油などで味付けした出汁で煮込んだ日本料理。地域や家庭によって出汁やおでん種が異なる。
歴史
おでんのルーツは、豆腐を切って竹串に刺し焼いた豆腐田楽である。田楽に「お」をつけておでんと呼ばれるようになった。豆腐田楽はもともと塩で味付けしていたが、室町時代になり調味料の技術が進歩するにつれすり鉢で作る味噌を塗って焼いた田楽が登場する。おでんに欠かせない練り物が入っているのもこの頃登場したすり鉢のお陰なのである。 江戸時代に入ると田楽の種類は増え、鹿の肉や魚を焼いたものも登場した。串に刺さっているため手軽にスナック感覚で食べられていた。 現在の煮込む様式のおでんは江戸の末期に振り売りという形で始まった。 明治時代には今では定番の練り物が充実し、屋台や駄菓子屋などを経て現在は家庭の味として定着している。
参考
http://www.kibun.co.jp/knowledge/oden/history/rekishi/ (2015.7.23閲覧)
http://www.takoume.co.jp/rekishi.html (2015.7.23閲覧)
ハンドル名 おれんじいぬ