グローバリゼーション9
出典: Jinkawiki
人、金、ものが各国を超えて活発に移動し、各国経済、世界の産業、文化、経済市場の統合が進む現象をいう。文化的、商業的、経済的活動の分野用いられることが多く、グローバリゼーションには、世界の様々な違いを受け止め、グローバル化を促進するといったメリットがある。しかし、自国の農業、工業が脅かされ、多国籍企業への利潤集中が発生し、貧富の拡大が世界規模ですすむ、といったデメリットもある。
異義語 グローバル、インターナショナル、インターナショナリゼーションという語は、意味が多少異なる。「インターナショナリゼーション」は「国家間」で生じる現象であるのに対して、「グローバリゼーション」は「地球規模」で生じるものであり、国境の存在の有無という点で区別される。
日本とグローバリゼーション 日本は、種子島に鉄砲がもたらされた30年後には、すでに世界有数の鉄砲大国になっていた。 産業革命後のグローバリゼーションは、日本には「黒船」というかたちで現われた。これに対しては、変化に対応しきれず凋落した他のアジア諸国を尻目に、開国と明治維新を断行して対応した。その後、欧米の帝国主義を安易にまねた結果、無謀なアジア侵略と世界大戦を起こすという失敗もしたが、戦後はまた西側の自由貿易体制をうまく使い、経済大国になった。
参考文献 http://www.meti.go.jp/intro/kids/trade/05.html 「グローバリゼーション(地球規模化)」とは-貿易|経済産業省キッズページ
http://tanakanews.com/a1106globalization.htm グローバリゼーションはどこからきたか