ベルリンの壁崩壊2
出典: Jinkawiki
ベルリンの壁
第二次世界大戦においての敗戦国であるドイツは、アメリカ・イギリス・フランス・ソ連の4カ国にそれぞれの地域を占領された。 ソ連はベルリンの東側、残りの国々は西側を占領し、首都であったベルリンにドイツを4カ国で共同統治する機関を置くことになった。 しかし、これら4カ国の内ソ連のみが社会主義で、その他の国は資本主義であった為、対立するようになり、その結果として本来は一つの都市であるベルリンが、西ベルリン・東ベルリンと呼ばれるようになった。 その後、2つに分かれてしまったベルリンと同じ様に、ドイツという国自体も分割し、西ドイツを資本主義であるアメリカ・イギリス・フランス3カ国が占領し、東ドイツを社会主義であるソ連が占領していた。
ベルリンは国が真っ二つに分かれたというより、西ベルリンは東ドイツの中に存在し周囲は社会主義側に囲まれてた。つまり、ベルリンの壁は西ベルリンをぐるっと155km程囲んでいたもので、東西ドイツの国境だったわけではない。要は東ドイツの中にぽつんと壁に囲まれた西ベルリンが小島のようにあった。