水道水2
出典: Jinkawiki
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水道普及率
日本の普及状況:平成26年度時点で約97%と100%に満たない。水道水が普及されていない地域では井戸水が使われていることもある。
海外の普及状況:100%に達している国はイギリス、スイス、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、ブルガリア、アメリカ、カナダ、オーストリア、ベラルーシ、オーストラリアなどである。普及率が悪い国と普及率はアンゴラは38%、カンボジアは30%、エチオピアは24%である。エチオピアの農村部の水道普及率は12%にも満たない。砂漠の多い地域の普及率は、サウジアラビアは95%、アラブ首長国連邦は95%、イランは92%、イラクは85%である。先進国では比較的普及率が高いのに対し、発展途上国は普及率が低い。
安全性
日本:日本では水道法第4条によって51項目もの水質基準項目が定められている。厳しい水質基準を設けている。その厳しい水質基準に従って水質検査が行われているため日本の水道水は安全性が高いと言われている。
世界:アメリカでは、水質基準を300項目以上設けており、安全性を重視している。州によって水質に差がでる場合があるものの厳しい水質基準を設けている地域が多いため、安全性が高いと言われている。フランスは水質基準が非常に厳しく国民の水に対する意識が高いため、安全性が高く水質もとても良い。また、エチオピアの水の衛生状況は世界世界最低水準である。サウジアラビアやアラブ首長国連邦などの気温が非常に高い地域では、細菌が繁殖しやすい状況にあるため危険性が高い。
残留塩素
水道水の消毒に使用されている塩素は、国が使用を認めた次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、液化塩素の三種類がある。その中で残留塩素として体内に入ってしまうものは、遊離残留塩素と結合残留塩素の二種類である。塩素は強い殺菌力を持っているため、塩素を用いて殺菌消毒をすることでウイルスなどの菌の感染力をなくし安全な水を提供することが期待されている。次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸カリウムは殺菌力が強く残留性が高いため、全体的に消毒することが可能である。しかし、塩素は毒性がとても強く人体に有害な影響を与えることがある。このように塩素を用いて水道水を消毒をすることにはメリットがある一方でデメリットも多く存在している。塩素は発がん性を高める特徴も持っているため残留塩素によってがんにかかるリスクが高まってしまったり、カルキ臭という水道水特有の臭いがしてしまうなどがデメリットである。
参考URL
水道水の真実 http://水道水の真実.com/
水 人気 http://水人気.com/
海外における水事情 http://www.oto08.org/no42.html
安全な水を求めて http://j-water.jp/tap/chlorine.html
ハンドル名 ソラ