世界の貧困問題

出典: Jinkawiki

2016年7月30日 (土) 10:24 の版; 最新版を表示
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目次

グローバリゼーションとは

グローバリゼーションとは、世界規模に広がることである。政治・経済・文化などが国境を越えて地球規模で拡大すること。  

貧困の現実

地球上に住む70億人ほどの人々のうち、約半分が1日2ドル以下の生活費しかなく、5人に1人が1ドル以下の生活費しかない。

        1日1ドル以下で暮らす人々の地域別人口比                            (計12億人 1988年)    南アジア‥‥43.5%         ラテンアメリカとカリブ‥‥6.5%    サハラ以南のアフリカ‥‥24.3%   ヨーロッパと中央アジア‥‥2.0%    東アジアと太平洋‥‥23.2%     中東と北アメリカ‥‥0.5%                              (出典:世界銀行)

NGOの取り組み

貧困は、単に収入の問題だけではない。世界の5人に1人の子供がそうした危険にさらされているのである。1998年、NGOは少なくとも100億ドルを途上国に援助した。2000年の「債務帳消しキャンペーン」の際には、大規模なデモンストレーションをおこなって、この目標を国際協力の日程のなかにしっかり組み込んだ。他方、NGOは各国政府に圧力をかけて、その影響を受けた各国政府は、90年代に、貧困の撲滅を「開発プログラム」の中に組み入れた。NGOは、国家を超えたその行動によって、「人類の連帯」の発展に寄与していると評価されている。

まとめ

貧困の克服のためには、政治的・経済的な構造の従属関係を脱していくことが不可欠であり、一方で、不平等の是正、情報の流通や医薬品や教育などの普及には、国際的な援助や協力が必要である。


参考文献:「グローバリゼーションの基礎知識」著 J-C・リュアノ⁼ボルバラン&S・アルマン  訳 杉村昌昭

R.S


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