北方領土問題4

出典: Jinkawiki

　北方領土問題とは　

北方領土は、日本とロシアが領有権を主張している択捉島、色丹島、国後島、歯舞群島のことである。現在はロシアの支配下にある。

　日本とロシアの主張　

　もともと北方領土には多くの日本人が住んでいた。１９５５年に日本とロシアは条約を締結した。そしてそこでは、国境をウルップ島（得撫島）と択捉島の間と定めた。このことから、日本は北方領土を領土と主張している。アメリカもこの立場を指示している。 　ロシアは上記の条約についてプチャーチン氏が独断で結んだ条約であるため無効であると主張したうえ、日本が第二次世界大戦に敗れた際に日本が連合国との間に結んだサンフランシスコ条約で朝鮮や台湾、そして千島列島も放棄していることを踏まえ、北方領土の一部も千島列島に含まれていることからロシアの領土と主張している。また、千島列島に北方領土は含まれていないというのが日本の主張である。

　参考文献　

　外務省ホームページ　http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo.html

　国際法からみた北方領土　高野雄一　岩波ブックレッド 　 　北方領土問題―歴史と未来　和田春樹　朝日選書