テロ2
出典: Jinkawiki
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テロとは
テロリズムの略称。政治的な目的を果たすために、暗殺・暴行・破壊活動などの手段を行使して主張を行うこと。近年では、同時多発テロや連続爆破テロ、自爆テロなどといったものが増えており、過激さが増してきている。
主なテロ事件
・アメリカ同時多発テロ(2001年)死者約3000人
・ロンドン同時多発テロ(2005年)死者52人
・アフガニスタン自爆テロ(2008年)死者80人
・モスクワ地下鉄爆破テロ(2010年)死者40人
日本のテロ事件
日本でも過去に政治的背景のあるテロ事件が起こっている。
・地下鉄サリン事件(1995年)オウム真理教の教徒が霞ヶ関駅構内猛毒のサリンをまき、かなりの数の死傷者を出した。
・あさま山荘事件(1972年)反政府の連合赤軍があさま山荘に人質と立てこもった事件。
・よど号ハイジャック事件(1970年)共産主義者同盟の赤軍派が起こした日本史上初のハイジャック事件である。
テロへの対策
現在、国際社会では国際連合、G8サミット、ASEAN、APECといった多国間での取り組みがなされている。また、「テロ防止関連13条約」の締結促進のほかに、PKOによる平和維持活動も行い、テロの根絶のために全力を尽くしている。 日本の取り組みも大いに国際社会に貢献できている。例えば、アフガニスタンに対する支援の際にタリバーンの資金源となっているケシ(麻薬の原料)栽培を他の作物の栽培に転換できるように、農業の技術協力を行っている。また東南アジア諸国では、空港保安訓練や、税関職員研修の実施など、テロに負けない人材・社会の育成を支援している。
参考文献
・「外務省:わかる!国際情勢 テロのない世界を目指して」 https://www.mofa.go.jp
・「テロリズムとその対策」 清水隆雄 PDF www.ndl.go.jp YS