自閉症スペクトラム
出典: Jinkawiki
自閉症スペクトラムというとらえ方
自閉症は症候群であり、その障害の程度や状態は個人差が著しい。
カナータイプ:重度の知的障害伴う場合から高機能と分類される場合まで、その知的水準には幅がある。高機能とは知能指数(IQ)が70以上の場合を指す。
アスペルガータイプ:その大多数が正常な知能を有しており、アスペルガー症候群と高機能自閉症は、明確な違いがあるのかどうかは議論が分かれるところとなっている。
特定不能の広汎性発達障害:相互的人間関係または言語的、非言語的意思伝達能力の発達に重症で広範な障害のある場合、または特定の広汎性発達障害、精神分裂病、分裂型人格障害、回避性人格障害の基準を満たさない場合に用いるカテゴリーである。
これらを包含し、自閉症スペクトラムという枠組みをとっている。スペクトラムとは連続体を意味し、カナータイプまたはアスペルガータイプも含め、前述した3つの障害に特徴づけらるることで定義される。