インターネットの歴史
出典: Jinkawiki
インターネットとは
インターネットはアメリカの国防省のネットワークとしてはじまり、さまざまな組織のネットワーク同士をつないだネットワークである。現在では、TCP/IPを使って構築された世界的な分散型ネットワーク(The Internet/The Net)を指す。インターネット全体を管理しているところはなく、インターネットに接続している各ネットワークがそれぞれでユーザーやサービスを管理している。一般には、インターネットを使って提供されている各種サービスをも包括する言葉としても使われている。そのサービスの代表とも言えるのが、WWWである。この他のサービスとして、電子メール、オンラインゲーム、ソフトウェアのアップデート機能などがある。情報革命をもたらしているが、現状では国により普及度の格差(デジタルデバイド)が大きい。
インターネットの歴史
インターネットの歴史を簡単に説明すると1960年代にさかのぼる。米国国防総務高等研究計画局による軍事研究として実験がはじめられた。これはARPANETと呼ばれていた。1台の大型ホストコンピュータで、すべてのデータ管理を行うと、ここが攻撃された場合、すべての機能が停止することになる。そこで、1台の大型ホストコンピュータで集中管理を行う方式から、複数分散させて管理させたほうが、攻撃を受けた際の被害を最小限におさえられるとの発想から、構築された。 構築目的が軍事目的であることから、民間の利用は厳しく制限されていたが、1980年代に入ると、その制限も解除されNational Science Foundation(NSF・全米科学財団)へと移管され、学術目的利用に限定されたNFSNETが発足され、大学・研究機関のネットワークとして著しい発展を遂げてきた。この段階でも学術研究以外での利用は、制限されていた。
1961年 アメリカ空軍創設のRAND戦略研究所が通信システムの研究を開始
1964年 ポール・バラン氏が研究報告書「分散型通信について」を提出
1969年 カリフォルニア大学ロスアンゼルス校にIMP1号機を設置
1992年 URL・HTML・HTTPを考案、WWWを開発し「World Wide Web」と名付ける
1993年 WWW閲覧プログラム「モザイク」を開発
1994年 WWWブラウザー「モジラ」を開発
1995年 Microsoft社が「インターネット・エクスプローラー」を開発
1997年 日本のインターネット人口が572万人にのぼる
1998年 日本のインターネット人口が1000万人を突破
参考HP