古墳2
出典: Jinkawiki
古墳とは
古墳(こふん)とは、一般に日本史上、3世紀後半から7世紀前半に築造された墳丘を持つ古い墓である。古代の東洋では位の高い者や権力者の墓として盛んに築造された。 日本史では、墳丘を持つ墓は墳丘墓と呼んでいるが、この内、3世紀後半から7世紀前半に築造されたものを特に「古墳」と呼んで区別している。(wikipediaより)
古墳文化
古墳には文化があり、主に前期・中期・後期に分けることができる。 今回は分布、場所、外形、内部、副葬品と被葬者、埴輪、事例について分けて展開される。
前期の古墳は畿内中心で山麓、丘陵上にあり、内部は竪穴式石室である。
副葬品は鏡・玉類・剣などの呪術的なもので被葬者が司祭者的支配者だと考えられる。
主な事例は奈良にある箸墓古墳である。
前期(4世紀中心) 中期(5世紀中心) 後期(6世紀中心)
分布 畿内中心 全国に拡大 全国に普及、増加
場所 山麓、丘陵上 巨大な前方後円墳 円墳、群集墳
内部 竪穴式石室 竪穴式石室 横穴式石室
副葬品 鏡・玉類・剣(呪術的なもの) 馬具・武器・冠(大陸伝来) 装身具・日常生活用具
被葬者 司祭者的支配者 軍事的政治的支配者 豪族・有力農民
埴輪 円筒埴輪 形象埴輪(家屋・人物など) 畿内減少・東国盛行
事例 箸墓古墳(奈良) 誉田山古墳(大阪) 吉見百穴(埼玉)
大仙陵古墳(大阪) 岩橋千塚(和歌山)
造山古墳(岡山)
岩戸山古墳(福岡)