キリスト教の誕生
出典: Jinkawiki
キリスト教の歴史は紀元1世紀のはじめにパレスチナの片田舎に生まれたユダヤ人イエスが、当時のユダヤ教を批判して、すべての人を救う神の救済の意志を説き示したことからはじまります。 イエスの教えはパレスチナにおいて外国の支配と国内の特権階 級による重圧の下に苦しんでいた民衆の間に急速に広まりました。しかしその教えが一部の有力なユダヤ教徒などから危険なものとみなされ、イエスは新しい宗教を始める暇もなく十字架にかけられ処刑されました。キリスト教はイエスの死後その弟子たちに よって広められたのです。キリスト教の「キリスト」はギリシャ語で「救い主」を意味します。 キリスト教はイエスを神から遣わされた人々の救い主であると信じ、それを公に表明することによって結ばれた、多くは下層の多様な人々からなる信仰共同体の宗教として誕生しました。
参考文献 竹下節子:キリスト教
http://www.ne.jp/asahi/koiwa/hakkei/kirisitokyou2.html