アインシュタイン
出典: Jinkawiki
アインシュタイン(Albert Einstein 1879~1955)はドイツ生まれの理論物理学者で、相対性理論を提唱した。
人物
アルバート・アインシュタインは、1879年ドイツのウルムで生まれる。 1900年にチューリッヒ連邦工科大学を卒業し、1902年にはベルリンの特許局技師に就職した。1915 年、アインシュタインは一般相対性理論を完成させ、 1921 年にはノーベル物理学賞を受賞する。1909年からはチューリッヒ・プラハの大学教授をつとめ、ベルリン科学アカデミーに招かれたが、ユダヤ人で平和主義者であるアインシュタインは、ユダヤ人国家建設運動であるシオニズムを支援しためナチス・ドイツから追われ、1933年にアメリカへと亡命した。第二次世界大戦後、ラッセルらとともに平和運動や核兵器禁止運動に精力的に取り組み、大きな功績を残した。
ラッセル・アインシュタイン宣言
1955年に、哲学者ラッセルとアインシュタインの提案により、当時の世界の著名な科学者11名が、人間と科学の知性の名において核兵器廃絶を訴えた宣言。この宣言は、核戦争による人類絶滅の危機を救うために、世界の科学者は連帯して、平和に対する社会的責任を果たすべきだと訴えている。日本の物理学者、湯川秀樹も署名した。この宣言は原水爆禁止運動に大きな影響を与えるものとなった。
参考文献
「倫理用語集 改訂版」山川出版社
アインシュタイン公式サイトhttp://einstein.biz/jp/index.php
世界のノーベル物理学賞受賞者の経歴図鑑「アインシュタイン」
http://physics.pateo.net/items/27/