外国人労働者5
出典: Jinkawiki
概要
国際化が進むにつれて、日本で働くことを目的に入国した外国人。厚生労働省の推計によると、現在の外国人労働者の総数は約56万人となっている。日本で働く外国人は、専門職につく欧米人などと、単純労働にたずさわる不法就労の発展途上国の労働者とに、大きく分類される。特に、貧困と失業にあえぐ発展途上国から大量の外国人が流入して低賃金労働力を必要とする特定の産業分野に受け入れられた。政府は、1990年、出入国管理及び難民認定法(入管法)を改正して不法就労者をきびしく排除した。不法滞在・不法就労を承知で働く外国人労働者は厚生省の推計では約11万人にのぼり、法的にはほとんど無保護の状態である。