ネット依存症
出典: Jinkawiki
ネット依存症とはインターネットを使用する事によって日常生活に支障が出たり、自分の意志では止められない状態にまでなってしまい、それが原因で周囲の人や家族に迷惑を掛けてしまったり、自身の心身の健康を損なってしまったりしてしまう事である。症状として以下のようなものがある。
・ネットゲーム中毒…ネットゲームの中の人間関係に引きずられて実際の生活に支障が出る
・メール依存…返信がすぐに来ないとイライラする、1日に何十通もメールをする
・ケイタイ依存…常にケイタイをいじっている、ケイタイがないとすることがない、そばにケイタイがないと落ち着かないなど
・ネットサーフィン依存…特に目的もないのにHPを長時間見て回るまた、海外では以下のような症例が見られています。
・エゴサーフィン…自分の名前を常にネットで調べ、自分がどんな評価を受けているかを病的に気にする
・サイバーコンドリア…体調が少しでも崩れるとネットで検索し、病名を自分で調べようとする
・ウィキペディアホリズム…フリー百科辞典サイトウィキペディアの編集に過剰にのめりこむ
・フォトクラーキング…会ったこともない人のアルバムを見続ける
原因としては長時間インターネットを使用している、オンラインゲームに熱中している、生活や仕事からの逃避などがあげられる。ネット依存症の治療はまだ始まったばかりで、その治療施設は久里浜医療センターほか全国に2箇所しかないのが現状。そしてネット依存症によってうつ病を引き起こしたり、視力の低下、現実社会でのコミュニケーションに支障をきたすなど精神や肉体などに影響を及ぼす事もある。ネット社会である現代で今後ますます注目される病気である。