第三回世界水フォーラム

出典: Jinkawiki

2008年5月26日 (月) 17:02 の版; 最新版を表示
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世界水フォーラムとは

世界の水問題の解決のために、政府、国際機関、学識者、企業、NGOなどによって1996年、世界の重要な水問題を討議し、地球規模で深刻化している水資源の問題を解決策を追求するために、世界的な水政策のシンクタンクとしてWWC(World Water Council)が設立された。 世界水フォーラムとは、WWCが主催する世界の水問題を扱う国際会議である。3年に一度、3月22日の「世界水の日」を含む次期に1週間程度開催されている。国連主催の正式な会議ではないが、各国の政府関係者が多く参加し、閣僚宣言もだされている。そのことから世界の水問題やその政策に対する論議に大きく影響している。


第三回世界水フォーラムまでの経緯

・第一回世界水フォーラム

1997 年モロッコのマラケシュで開催され、63 ヶ国の約500 人が参加した。「世界水ビジョン(21 世紀における世界の水と生命と環境に関するビジョン)」の作成を決定し、次回のフォーラムでの策定を提唱した「マラケシュ宣言」を採択した。


・第二回世界水フォーラム

2000年にオランダのハーグで開催された。第二回ではさらに、閣僚会議が併せて開催され、その検討結果をまとめた閣僚宣言(ハーグ宣言)が採択された。ハーグ宣言では、水問題を「21 世紀における“水のセキュリティー”の確保」と位置付け、各国政府が認識すべき課題やその対応方策を列挙している。 課題の内容としては①安全な水の供給、②食糧供給の確保、③生態系の保護、④水資源の共有、⑤危機管理、⑥水の価値の確立、⑦件名な水管理という7つのである。 その後、2000年国連ミレニアムサミットや2002年ヨハネスブルクサミットの成果も認められ、第三回が開催されることとなった。


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