市場主義者
出典: Jinkawiki
市場主義者とは、市場主義を支持する者である。市場主義は、生産と消費の調整を、政府が規制したりせず、市場の自由な調整能力に任せるという考え方であり、正確には市場原理主義という。 市場原理に従うと、生産者の競争により価格が設定され、より高品質で低価格な商品が作られる。このようなメリットから市場原理主義を支持する市場主義者が生まれるようだ。
しかし、市場原理にはデメリットもあり、企業数が少ない場合は寡占であり、どこか1社(プライスリーダー)が決定した価格にそろえるかのように価格が決定されてしまうために、競争原理が機能しない。この点では、特定の企業が価格を決定する社会主義と同じであり、違いは価格を決定するのが行政なのか企業なのかということだけである。 社会主義者の考えにも市場主義者の考えにもメリットとデメリットが含まれており、どちらが生産面で優れているかは一概に言えない。
参考資料
●http://kotobank.jp/word/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E5%8E%9F%E7%90%86%E4%B8%BB%E7%BE%A9
●http://okwave.jp/qa/q464765.html
●http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1417952949