ハンドボールの歴史
出典: Jinkawiki
競技の歴史
ハンドボールによく似た競技は、紀元前600年ごろのものと思われるアテネの遺跡に見ることができます。現代のハンドボールは、19世紀終わりにデンマークのホルガー・ニールセンが考案した7人制と、1910年代にドイツでコンラッド・コッホが考案した11人制が発祥です。当初はベルリンを中心に普及した11人制が主流でしたが、徐々に7人制に移行されました。
ハンドボールは1936年第11回ベルリン大会からオリンピック競技になりましたが、その後オリンピック競技から外れ、1972年第20回ミュンヘン大会で復活しました。女子競技は1976年第21回モントリオール大会からオリンピック競技になっています。
日本での競技の歴史
日本にハンドボールが初めて紹介されたのは、1922年(大正11年)7月に行われた大谷武一氏による日本体育学会夏期講習でのことでした。
1928年に創立された国際アマチュア・ハンドボール連盟(IAHF)に日本陸上競技連盟の名で加盟。1937年12月には第1回全日本選手権が開催されました。第二次世界大戦中から1948年4月のハンドボール呼称復活まで、ハンドボールは送球と名前を変えたことがありました。 オリンピック参加は1972年第20回ミュンヘン大会が最初でした。 2020年の東京オリンピックが決まり、日本は開催国枠として男子は32年ぶり、女子は44年ぶりにオリンピック出場を決めました。