モラルハラスメント
出典: Jinkawiki
モラルハラスメント
モラルハラスメントとは
モラハラは、ある特定のターゲットのみに対して行われる言葉の暴力、態度の暴力。一言で言えば精神的DVです。
モラハラのターゲットになるのは、加害者の身近で親密な人間であることが多く、恋人や配偶者などが典型的です。
職場の先輩から後輩、上司から部下へのモラハラもあります。
モラハラ加害者は自分の行動すべてを正当化する傾向にあります。 モラハラのターゲットにされるのは、誰かに責められたり怒られたりした時に、相手に歯向かうのではなく「自分が悪いんだ」と考えてしまう、責任感があり、争いを避けるタイプの人。 モラハラ加害者は、これを見極めたうえでモラハラ行為に出ており、自分が理不尽に怒りをぶつけても反撃しない相手を巧妙に選んでいます。 モラハラ加害者が怒りだした時に、自分が謝ればその場が治まる。 それを何度も繰り返していくうちに、被害者は自己主張する気力をすっかり奪われてしまい、モラハラ加害者に怒られないように常に気を遣い、いつ降りかかるかわからない恐怖に怯えるようになります。 また、モラハラ加害者は、普段は社交的で魅力的な人物として振る舞い、ターゲット以外の人間には決して暴虐な態度を取らないため、周囲の人はモラハラが行われていることになかなか気づきません。
問題点
モラハラの1番の問題は、モラハラ被害者が、自分がモラハラを受けている自覚がないことです。
「自分が悪いから相手が怒る」「自分さえ我慢していれば平穏に過ごせる」と完全に思い込まされてしまっているため、おかしいのはモラハラ加害者であり、自分が不当な扱いを受けているということに気が付きません。
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