ゆるキャラ
出典: Jinkawiki
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ゆるキャラの定義
始めてゆるキャラが出現したのが1980年の地方の博覧会に登場したマスコットキャラクターであるといわれ、2004年に漫画家のみうらじゅんによってゆるキャラという言葉自体が商品登録化された。そのみうらじゅんがゆるキャラと認められるための条件として次の3つを挙げている。
1 郷土愛に満ちた強いメッセージ性があること。 2 立ち振る舞いが不安定かつユニークであること。 3 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。
1と上で述べたようにゆるキャラという言葉が商品登録化されたことから勝手に○○県のゆるキャラと公言することは難しくなっており、代わりに「ご当地キャラ」という言葉で代用することが多いようだ。
ゆるキャラの歴史
1980年 地方博覧会にゆるキャラの元祖といわれるマスコットキャラクター出現 2000年 みうらじゅんがゅるキャラという言葉を思いつく 2002年 第一回みうらじゅんにゅるキャラショー開催 2006年 TVチャンピオンで「ゆるキャラ日本一決定戦」開催 2007年 彦根城のマスコットキャラクター「ひこにゃん」がブレイク ゆるキャラブームが起こる 2008年 「ゆるキャラ」が流行語大賞ノミネート 2010年 ゆるキャラグランプリが毎年開催されるようになる 2013年 流行語大賞TOP10入り
ゆるキャラグランプリ
2010年から「ゆるキャラグランプリ」というものが毎年開催されるようになった。参加キャラクター数は2010年には169体であったのがわずか4年後の2014年には約10倍の1699体へと増えている。大会への投票数も右肩上がりで増加しており、世間にますますゆるキャラの存在が認知されていることがわかるであろう。2012〜13年のグラフの急激な変化は、千葉県船橋市の非公認キャラクターである「ふなっしー」がブレイクするきっかけとなったテレビCMが放映された年であり、ふなっしーの効果がさらにゆるキャラの認知度を高めたのではないか。 最新の大会のベスト3は 2014年 1位 群馬県 ぐんまちゃん 2位 埼玉県 ふっかちゃん 3位 愛媛県 みきゃん
ゆるキャラの未来
現在ふなっしーのようなTV進出するゆるキャラなどタレント化が進んでいる。ただかわいいだけでは地域のアピールにはつながらず、ほかのゆるキャラとの違いを求めている。ふなっしーがいい例でゆるキャラの概念鵜を覆す「しゃべる」という特性を売りにしてブレイクした。これからはご当地性を二の次にウケを狙いに行くゆるキャラが増えてくるであろう。