甲子園大会

出典: Jinkawiki

兵庫県にある阪神甲子園球場で、春と夏に行なわれる日本の高校野球全国大会の総称。春は選抜高等学校野球大会、夏は全国高等学校野球選抜大会とよばれる。春季の大会は1924年に夏季選手権大会の人気や中等野球の興隆に影響を受け、 選手権大会とは異なる選出基準の全国大会の開催が求められ春季の選抜中等学校野球大会が創設され、山本球場で開催。出場校の決定は秋季地区大会と府県大会の実績と地域的なバランスを考えた選考を前提としているが、選考会では高野連 役員の意思が反映されるため、秋季地区大会で初戦敗退にもかかわらず選ばれる学校があるなど、高校ファンや関係者の間で選考基準が論争になることが頻繁にある。出場校決定後に組み合わせ抽選会を行いトーナメント方式で頂点を決め、 2校出場した都道府県代表校は決勝戦まであたらないように配置される。そのため同じ都道府県代表校の対戦の機会は非常に少ない。組み合わせ抽選会は毎年開会式1週間前に行い、各地区の出場校が多い学校から決定する。選手宣誓は出場校 全校の主将によるくじ引きで決定。また、夏の大会は毎年8月に行なわれる。入場者数は毎年80万人前後を動員する。代表校は地方大会で決める。本大会の予選ではなく独立した大会である。合計で49校の学校が出場する。6月中旬から7月 下旬にかけて行なう地方大会で勝ち上がった学校のみが出場できる。大会は地方大会、全国大会ともにすべてトーナメント方式で開催される。毎年熱い戦いでファンのみならず全国を感動させる。