ラマダン3
出典: Jinkawiki
ラマダンとは
ラマダンというのは、イスラム暦九月の約一か月間、日が昇ってから沈むまでの間、水や食べ物を一切口にしない断食月のことである。
目的
この一か月は、ムスリムにとって大切なもので、日ごろ食事をまともに取れない貧しい人の気持ちを理解するという目的がある。また、怒ったり、嘘をついたりすることを意識的に抑え、普段の悪い癖を直すチャンスととらえている。ラマダンは、飲食を断つだけではなく、欲望を抑え、意思を鍛え、自分自身を強くするという目的もある。
断食の条件
ラマダンというのは、まったく飲食をしないわけではない。多くのイスラム教徒は、日の出前にスフールと呼ばれる食事をとる。日没には、家族や友人が集まって、イフタールと呼ばれると呼ばれる一日の断食の終わりの食事をとる。日没後も飲食を止めたりすることは、よくないこととされている。断食なんて過酷だという意見もあるかもしれないが、逆に、日が沈んでいる間に、食い溜めをしたり、盛大な夜食をとるため、太る人が多くなるといわれている。
参考文献
http://www.nippon.com/ja/features/c01305
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/19/ramadan-2015-facts-dates_n_7618400.html